「事前設定」と「フェーズ2特有の設定」に分けて記述。
■「事前設定」
どの案件でも必須の汎用的な設定。
■「フェーズ2特有の設定」
「事前設定」を設定した上で、フェーズ2の環境を構築するための設定。
事前設定(github)
フェーズ2関連のファイルがgithubに入っているため、
githubの設定が必要になる。
アカウント作成
キノスラメールでアカウントを作成してください。
テストリポジトリの作成
①Repositoriesタブに遷移
②New で作成
VSCodeと接続
①vscode でリモートリポジトリと接続したいフォルダを開く
②.gitディレクトリを作成 git init
③リモートディレクトリを設定 git remote add origin プロジェクト名
例: git remote add origin https://github.com/toshi0421/testgit.git
→git remote -v
で確認
④何かしらのファイルを作成
例: C:\Users\toshiki-aiba\OneDrive\デスクトップ\testgit2\test.html
⑤ファイルをコミットの準備ができる状態(ステージングエリア)に移動させるgit add test.html
⑥ブランチを確認 git branch
⑦ブランチを新規作成 git branch ブランチ名
⑧ブランチを変更 git checkout 変更先ブランチ名
⑨ファイルをリリース git push origin ブランチ名
※原則、ローカルリポジトリからリモートリポジトリへはファイルを上げられない。

フェーズ2特有の設定(github)
キノスラアカウントに参加
既にキノスラアカウントに入っているメンバーに、
自分のアカウント名を共有し、招待してもらう。
フェーズ2のディレクトリをローカルにダウンロード
cd C:\MAMP\htdocs
mkdir phase2-renew
git clone https://github.com/cynosura-Inc/phase2-renew phase2-renew
事前設定(Laravel)
MAMP
参考記事↓
https://note.com/88gram/n/n844a09fc4cb4
まずはMAMPのインストールをします。
下記サイトにアクセスしてダウンロードしてください。(写真赤枠参考)
https://www.mamp.info/en/windows

インストーラーをダウンロードして起動。
下記の注意点以外はそのままで問題ありません。
「Next >」をクリックでインストールしてください。
注意点
「MAMP PRO」と「Install Apple Bonjour」のチェックを外してください。

MAMPの起動
インストールが完了したらMAMPを開く。
下記の二件は「アクセスを許可する」をクリック。
(セキュリティ上パスワードを求められるのでわからない方は姉川さん他に入力していただいてください。)


MAMPが起動出来たら右上が緑色になっているかを確認してください。
灰色の場合は右下の「Start Servers」をクリックしてサーバーを起動する。
サーバーが起動したら真ん中の「Open WevStart page」をクリック。

ブラウザに以下の写真と同じページが表示されたらMAMPの起動成功。

PHPの「phpinfo」をクリックするとphpのバージョンなど詳細情報が確認できます。

フェーズ2特有の設定(Laravel)
MAMP
設定
左上のMAMPをクリックして「Preferences…」をクリック。

「Stop Servers」にチェックを入れる。

phpのバージョンが8.1.0以上になっているかを確認。
※バージョン8.1.0がプルダウンに表示されない場合は、
MAMPのphpディレクトリにアクセスし、最新のphpバージョンに対し、リネームを行えば表示される。
(バージョンの表示は、最新から2バージョンのみ表示されるようになっているため。)


PHPのパスを通す
参考記事
https://note.com/88gram/n/na9875e7d07ef
php.exeの場所
MAMPに同梱されたphp.exeの場所は下記になります。
「8.1.0」はPHPのバージョンになりますので適宜読み替えてください。ここにパスを通します。
C:\MAMP\bin\php\php8.1.0
エクスプローラーを起動し、上記のフォルダまで進んでください。
上部に表示されているパスをコピーしておいてください。

次に設定を開いてください。
「システム」→「バージョン情報」と進んでください。

システムの「詳細情報」をクリック。
(パスワードが求められるので姉川さん他にお願いします。)

環境変数をクリック。

「システム環境変数」より「Path」をクリックして「編集」ボタンをクリック。

新規をクリックして先ほどコピーしたパスを張り付ける。

あとはOKボタンで進む。


パスの確認
次にコマンドプロンプトを起動して
php -v
と入力してください。

写真のようになれば成功です。

'php' は、内部コマンドまたは外部コマンド、
操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません。
と出てきた場合は環境変数の再確認をお願いします。
composer
参考記事
https://note.com/88gram/n/nc5f0528262e5
composerのインストール
Composer の公式サイトで提供されているインストーラーを利用します。 下記のページにあるダウンロードのリンク(Composer-Setup.exe)をクリックして、インストーラーをダウンロードします。
https://getcomposer.org/doc/00-intro.md#using-the-installer

ダウンロードが完了したらComposer-Setup.exeを起動してください。写真のように聞かれますが、「Install for me only」で大丈夫です。

進めるとphpのパスが出てくるので先ほど設定したものと同じかを確認してください。

もしインターネットに接続するためにプロキシを利用する必要がある場合はここで設定します。
「Next」ボタンをクリックしてください。スルーでいいです。

あとは「install」をクリックして、finishボタンを押したらインストール完了です。
すべてのウィンドウを閉じてPCを再起動してください。
composerの確認
コマンドプロンプトを開いてください。
下記のコマンドを入力しエンターキーを押して実行してください。
cd C:\MAMP\htdocs\phase2-renew\
composer -v
写真のように大きくcomposerと表示されれば成功です。

php.iniの修正
MAMP の配布バージョンでは、PHP の拡張モジュール(例:pdo_mysql、mbstring、intl、gd など)が一部コメントアウトされた状態でphp.iniに用意されています。
後述するLaravelのインストールやマイグレーションでエラーが発生する可能性があるため、php.iniを修正して拡張機能を有効にします。php.iniの場所は下記です。
C:\MAMP\bin\php\php8.1.0
エクスプローラーで上記のパスに移動して、php.iniのバックアップを取ってください。
(コピー&ペーストで大丈夫です。)
お使いのエディターでphp.iniを開いてください。「extension=」と検索してください。下記の画像のように先頭のセミコロンを削除してください。

修正が完了したら保存してください。
ここまででLaravelインストールまでの事前準備が完了です。
Laravelインストール
Laravel公式ドキュメント
10.x/ja/installation.html
まず、Laravelのプロジェクトを配置するフォルダに移動。
(git-hubからダウンロードしてきたフェーズ2のフォルダ)
cd C:\MAMP\htdocs\phase2-renew
composerでLaravelをインストール。
※インストールの際、Laravelのバージョン情報は指定しなくて良い。
phase2-renewフォルダ内のcomposer.json内にバージョン情報が記述されているため、
自動でそのバージョンがインストールされる。
composer create-project laravel/laravel

インストールしたLaravelのバージョンを確認したい場合は、
作成されたLaravelのディレクトリに移動し、バージョン確認するコマンドで確認できます。
cd C:\MAMP\htdocs\phase2-renew\laravel
php artisan --version

ドキュメントルートの変更
MAMPのドキュメントルートを変更し、C:\MAMP\htdocs\phase2-renewのトップページが表示されるようにします。コントロールパネルから「MAMP」→「Preferences…」をクリック。

上部メニューより「Server」を選択し「Document Root」をphase2-renewまでのパスに変更して「OK」ボタンをクリック。
↓例
C:\MAMP\htdocs\phase2-renew

MySQLとの連携
Q:\80.coding\cynosura.jp\phase2App\.env
上記ファイルをphase2-renewディレクトリにコピーする。

DB情報をmigrateする必要があるため、
一時的に.envファイルの記述を変更する。
(Qドライブにある.envは本番環境のDB接続用で、ローカル環境のDBに接続するためには、DB情報を変更しなければいけない。)
DB_CONNECTION=mysql
#DB_HOST=127.0.0.1
DB_HOST=localhost
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=〇〇〇
DB_USERNAME=□□□
DB_PASSWORD=△△△
↓
DB_CONNECTION=mysql
#DB_HOST=127.0.0.1
DB_HOST=localhost
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=app_jimos
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=root

.envファイルの記述を変更したので、次はMAMPのポートを変更します。

データベースを作ります。
MAMPの「Open WebStart page」アイコンをクリック。

左上の「TOOLS」から「PHPMYADMIN」をクリック。

サイドメニューの「新規作成」をクリック。

■データベース名
「app_jimos」(.envファイルの「DB_DATABASE」の値)
■照合順序
右のプルダウンから「utf8mb4_general_ci」(本番の環境に合わせる)

「作成」ボタンをクリック。

サイドメニューに「app_jimos」が追加されればデータベースの追加は成功です。

次に、コマンドプロンプトを開いてプロジェクトフォルダに移動してください。
cd C:\MAMP\htdocs\phase2-renew\
Laravelの実行に必要なライブラリをダウンロードしてください。
composer install
下記のような表示がコマンドプロンプト出れば成功です。
phpMyadminからも確認ができます。

特定のmigrationsファイルが、「FAIL」になってしまうことがある。
自分の場合、MAMPを管理者権限で実行すれば、「DONE」になった。
ブラウザで確認
http://127.0.0.1:8000/ad/ayu_60_b/index接続情報を本番に差し戻す
DB情報のmigrateが完了したため、
.envファイルの記述を差し戻す。
DB_CONNECTION=mysql
#DB_HOST=127.0.0.1
DB_HOST=localhost
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=app_jimos
DB_USERNAME=root
DB_PASSWORD=root
↓
DB_CONNECTION=mysql
#DB_HOST=127.0.0.1
DB_HOST=localhost
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=〇〇〇
DB_USERNAME=□□□
DB_PASSWORD=△△△
接続情報を本番にしても、DBにアクセスできるように、DBにユーザーを追加する
DB_CONNECTION=mysql
#DB_HOST=127.0.0.1
DB_HOST=localhost
DB_PORT=8889
DB_DATABASE=〇〇〇
DB_USERNAME=□□□
DB_PASSWORD=△△△
上記接続情報でアクセスできるようにユーザーを追加。
ユーザ名:〇〇〇
ホスト名:localhost
パスワード:△△△
グローバル権限:「データ」「構造」「管理」にチェック
→この設定がないと、Access deniedになり、ブラウザで確認した際、エラーになる。


ブラウザで確認
http://127.0.0.1:8000/ad/ayu_60_b/index失敗例
上記「接続情報を本番にしても、DBにアクセスできるように、DBにユーザーを追加する」を参照してください。

成功例

その他注意事項
サーバーの情報を変更した時
サーバーの再起動が必要。
・MAMP
①Stop Servers
②Start Servers
・VS code のターミナルのphp
①Ctrl + C
②php artisan serve
ローカルサイトにアクセスできない時
サーバーが起動しているか確認
vscode
vscode のターミナルにて、プロジェクトに移動した後、
サーバーを起動
cd C:\MAMP\htdocs\phase2-renew
php artisan serve
MAMP
起動し、Start Servers。